バリア・ウォーターの利用方法について 【バリア・ウォーターの特長】
●強い殺菌力
バリア・ウォーターはアルコールでも死ななかったノロウイルス、芽胞形成菌にも強力に作用して除菌し、その数秒後には水に還ってしまうという高性能の除菌剤です。
清涼感があるために広く使われている<アルコールに比べ、はるかに強力な除菌システムを持っています。
しかも、人の肌とほぼ同じの弱酸性なので肌荒れを起こす事もなく、環境にもやさしい理想的な21世紀の除菌剤です。
飲んでもまったく問題はありませんが、目に入った場合は水で洗い流してください。
●強い消臭力
消臭効果は次亜塩素酸ソーダの80倍(スピード)、アンモニア臭、腐敗臭に反応して作用し、その臭いを分解します。
多くの消臭剤が臭いで臭いを包むというマスキング方式ですが、それでは包んだ臭いが残ってしまいます。
無臭文化といわれる日本人にとって臭わない(匂わない)ことがベストなのです。
● 排水管・グリストラップの臭い対策
排水管から逆流してくる臭いはバイオフィルムや油分が原因ですので、定期的に高濃度のバリア・ウォーターを流すことで改善されます。
グリストラップは50度くらいのお湯で等倍希釈し(200ppm)、毎日シャワリングすると効果的です。
● 床の油分・カビ対策
厨房の床の油分は、バリア・ウォーターの噴霧(40~50ppm)・シャワリング(200~400ppm)で防止できます。
また、カビはハンドスプレーでバリア・ウォーター(400ppm)をしみ込ませた雑巾で拭くことで効果的です。
●高い安全性
誤って飲んでしまっても無害です。
主成分の次亜塩素酸(HOCL)は、人間の白血球に中で作られているものですから、幼児からお年寄りまで安心して使っていただけます。
●保存法
バリア・ウォーターは紫外線と高温に弱く、とりわけ紫外線の強い直射日光などにあたると急激に水に還元してしまいます。
保存は冷暗所か冷蔵庫。
【使用方法】
使用されるバリア・ウォーターは原液(400ppm)の場合想定となっておりますので、使用されるときには水道水で薄めてお使いください。
薄め方は使用目的に合わせて薄めてください。
1)手指の除菌・・・100ppm
バリア・ウォーターを4倍(1対3)に薄めたものをスプレー容器などに入れ、手に吹きかけてご利用ください。
2)厨房施設の除菌・・・100ppm
4倍に薄めたバリア・ウォーターをスプレー容器などに入れ、除菌したい場所に吹き付けてください。
そのまま自然に乾燥させてよいですし、ペーパータオルでふき取るとよいです。
(布の場合は除菌したものでないと、布から菌が移る可能性があります=交差汚染)。
3)まな板、包丁、布巾、ユニフォームなどの除菌・・・100ppm 布巾、まな板、包丁、ユニフォームなどは洗って汚れを落とした後に、ハセッパー水を4倍(1対3)に薄め、ハンドスプレーで噴霧か、バリア・ウォーターの中ですすいでください。
これで除菌・消臭ができます。(ユニフォームは白に限る)
4)食材の除菌・消臭(肉、魚、野菜の除菌・消臭)・・・50~100ppm
魚や肉はシャワリングまたは浸漬(バブリング)、野菜はバブリングで除菌・消臭すると、さらに食感が向上します。
肉はスプレーで噴霧し、ペーパータオル、除菌した布巾で拭き取ります。
魚はボールに浸けて揺り動かし、あとは拭き取るだけです。野菜はボールの中で揺り動かします。
あとは1回軽くすすぐだけで食味・食感が良くなります。
とりわけレバー、モツは、水洗いした後に50~100ppm濃度で洗い、1回軽くすすいで拭き取り調理すると臭みがなくなり、とても食べやすくなります。
5)口のうがいとすすぎ・・・20ppm
バリア・ウォーターを20倍に薄めてうがいをすると口の中の菌・ウイルスを除菌するので、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどの予防に大変効果があります。
その際、1回真水ですすぐと後味がよいです。
6)客席の除菌・・・100ppm
スプレー容器に4倍に薄めたバリア・ウォーターを入れ、それを客席に吹きかけてペーパータオルかバリア・ウォーターで除菌した布でふき取ってください。20ppm
テーブル、椅子、窓、備品など、すべての拭き掃除に使用していただくことで衛生状況は飛躍的に向上します。(皮製品は除く)
7)設備の裏側や排水管(グリストラップ)・・・400ppm
設備の裏側や排水管から臭いが出ている場合、400ppmのバリア・ウォーターを流す事で効果があります。
一度で消えない場合、数回行ってみてください。
8)マスクに用いる方法・・・100ppm
調理場でマスクなどをする場合、マスクの中のガーゼに4倍に薄めたバリア・ウォーターを通気できる程度に含ませておくと効果的です。